15`10/17(土) -23:13- 先日、PS2「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」をクリアしました。
先にクリアした「Rogue OPS(▲)」には周回要素がなく、少々物足りなさを感じていたので、以前PS版(▲)をクリアした後その内遊ぼう、その内遊ぼうと思い続けていた今作をようやくプレイ。 PS版との繋がりはなく、今作はOVA「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の流れを汲む、アニメで描かれなかったエピソードのひとつ、と言った塩梅です。 違いはそれだけではなく、今作は素子、バトー、そして1ステージのみタチコマを操るスタイル。 基本的には、素子ステージの後バトーステージ、んでまた素子ステージと言う感じ。 なので、PS版の様なアクションシューティングではなく、一般的なTPSっぽい。 ただ、武器を始めとしたアイテム類はステージ内で拾うスタイルなので、成長要素などはないし光学迷彩なんかもプレイヤーの任意では使用出来ません。 その為、RPG的、ないしアドベンチャー的な要素のない、完全なアクションゲームとなっています。 アクションゲームとしては、まあまあ面白いかな。 難易度的にはさほど難しくなく、珍しく1周目の途中からノーマルではなくハードでプレイしたんですが、ちゃんと初見でクリア出来るレベル(死んで覚えるゲームなので、死なないと言う意味ではない(^^;)。 クリア特典は、無限弾とコスチュームチェンジ(と言う名のカラーチェンジ(^^;)くらいだったので、1周目でハードをクリアしちゃった事もあり、結局1周しか遊んでいないので、1周目って言い方もおかしいんですが(^∀^; 先に言った様に、成長要素の類もないので、本編を一通りクリアしちゃうと続けたいとは思えないんですよね。 アクションゲームとしては中の上ってところなので、要は攻殻らしさが肝。 その点については、PS版よりは上ですね。 フチコマオンリーだったPS版は、言ってみればドミニオン(攻殻と同じ作者の戦車マンガ)みたいなもんw やっぱり、素子やバトーを操作出来るだけで違います。 敵の電脳をハックして操れるのも、攻殻らしくて良し。 それから、自分の一番好きな攻殻であるS.A.C.がベースな為、キャストがS.A.C.版なのも好し。 ただし、ムービーがアニメではなく、ゲーム中のCGモデルによる操演なのはちょっと(-ω-) せっかく開発にProduction I.Gが絡んでいるんだから、ちゃんとS.A.C.のスタッフにムービー用アニメを作ってもらえばいいのに。 で、ゲーム中のCGモデルを、アニメ版に寄せて作る。 と言うのも、S.A.C.と謳いながら、キャラデザインが全然別物なんですよね(^^; 出来自体は悪くないけれど、比べればアニメ版の素子の方が断然好いので。 ま、当時のPS2環境では、アニメデザインのCGモデル作成が困難だったのかも知れませんが。 と言う事で、アクションゲームとしてはそこそこで、そこに攻殻と言う味付けがなされている為面白い、と言った作品。 この程度のアクションゲームならば、他にいくらでもあると思うので、やはり攻殻ファンにだけおすすめ、と言った具合(^^; 攻殻を知らない人がこの作品から入って攻殻を好きになる、と言う事もあまりないだろうし(^Д^; そして、攻殻らしさも実は足りない。 他の9課メンバーは会話劇でしか登場しないし、結局アクションだけだし。 例えば、トグサを操作して事件の捜査をして、戦闘が始まったら素子やバトーでアクションパート、と言った形であったり、光学迷彩もバッテリー残量みたいな数値を設けて、プレイヤーの任意で使用出来る方が良かった。 そのバッテリー容量を増やしたり、色んな武器を入手、カスタムする要素があれば、もっと繰り返し遊べただろうし。 まぁ、内容自体はS.A.C.の1エピソードって感じがちゃんとしたので、充分攻殻ゲーとして楽しめましたけれどね。 (ブログの方に頂いたコメント(▲))
15`10/08(木) -23:33- 先日、PS2「Rogue OPS(ローグ オプス)」をクリアしました。
何となく銃撃アクション系が遊びたい衝動があったので、以前遊んだ「SPLINTER CELL(▲)」に似たTPSステルスアクションゲームで、且つ「SPLINTER CELL」よりは派手に戦える今作をチョイス。 結構正面から戦えて、髭むさい親父ではなく未亡人が主役なので、そこそこ華がありますw 「SPLINTER CELL」よりはステルスの重要性が低く、ニキは強いので、どちらかと言うと「メタルギアソリッド」の方に近いかも。 一番の特徴は、先への進み方が非常に判りづらいところ(笑) 「SPLINTER CELL」も判りづらさはありましたが、その比ではありません。 しかし、「SPLINTER CELL」はパズルゲームの様に感じられたのが、しっかり戦える為かこちらはちゃんとアクションゲームに感じられます。 それに、自力で先への進み方に気付けた時の爽快感、達成感があって、こちらの方が遥かに面白いですね♪ 往年の隠れた名作、「OUTER WORLD」に匹敵する気持ち良さです(^∀^) このゲーム、KEMCOブランドなので日本のゲームかと思いきや、開発はKEMCO USAとあるので洋ゲーなんですね。 内容の方は完全に洋ゲー(^^; だから、かなり荒い要素は多いです。 トレーニング後の最初のステージ、潜入する時にターゲットの隠れ家の庭先までヘリで乗り付けます。 いやいや、そこまで接近したら、ヘリのローター音でバレバレですやん(^Д^; 一度完全に目撃された後、こちらを見失うと「なんだ、気のせいか」ってw いやいや、一度完全に視認しましたやんかww そんなこんなが色々あって、バカゲーっぽさも魅力のひとつ(^^; 今作により近い「メタルギアソリッド」と比べると、今作はマニアックなゲームで、「メタルギアソリッド」はエンターテインメントって感じでしょうか。 どちらも面白いんですが。 ただ、ひとつだけ不満が。 それは、周回要素がなかった事です。 やっぱりね、このジャンル(アクションアドベンチャー)は初期の「バイオハザード」シリーズ(1〜3)が別格。 面白すぎて、何周も何周も遊びました。 もちろん、バイオみたいに色々な武器が最初から使える様になったり、ロケットランチャーで無双プレイ出来るのも面白いんですが、そこまで贅沢は言わないから、せめてコスチュームチェンジくらいは欲しかった。 せっかくの女性キャラなんだし、スリットの入ったチャイナドレスとか、ナース服とか、キャッツアイよろしくレオタードとか(*^∀^*) そんな、ほんのちょっとの遊び心があるだけで、もう1周遊ぼうかって気になれるのに(´・ω・`) てな訳で、本編は最高に面白かったのですが、周回要素がなく多少物足りなさを感じたので、フルマークとは行きません。 それでも、遊びや娯楽は、最高に楽しむ為に努力や苦労を厭わないもの、と理解している向きには、是非にとおすすめ致しますヽ(^∀^)ノ 反対に、トライ&エラーなんて繰り返さずに攻略サイトを見ちゃう、チートコードで無双しちゃう、そんな奴はやらなくていいよ(^^; 100人プレイしたら100人がクリア出来る様なゲームではありません。 このゲームは、確実に人を選びます。 だからこそ、気持ち良くクリアして、「俺って凄ぇ〜」と自惚れてみませんか?w (ブログの方に頂いたコメント(▲))
|